よくいただくご質問にわかりやすく回答
FAQ
「処方箋なしで購入できる薬はありますか」「営業時間は何時までですか」など患者様からいただくことの多い質問にお答えしております。患者様が不安なくご利用いただけるよう、処方箋の受付だけではなく薬についてのご相談等様々なサポートができる薬局を目指し、日々営業しております。掲載している質問以外に気になることや疑問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
よくあるご質問
皆様からよく寄せられるご質問をまとめました。ご参考にしてください。
- 薬を飲むとき、水の量はどの程度で飲んだらいいでしょうか?
- お薬をお飲みになる場合は、約200ml (コップ1杯程度) のぬるま湯またはお水で服用されることをお勧めいたします。
少ない水分で服用されると、お薬が体の中で溶けにくくなる可能性があり、効果が低下してしまう可能性があります。
また、水以外の飲み物だと、色々な成分が入っています。色々成分が入っていると、薬によってはそれらの成分と相性が悪く、薬の作用に影響を及ぼして吸収を妨げたり、薬が効きすぎてしまう場合もあり得ます。
ですので、薬を飲むのには水が一番無難だとされています。
- 調剤薬局で処方された薬を、市販の薬といっしょに飲んでも大丈夫でしょうか?
- 処方された薬と市販の薬を飲む場合は注意が必要です。
薬の種類によっては、副作用の心配があったり、効果が弱まる場合があります。
また、薬と薬だけでなく、薬と飲み物や食べ物との組み合わせによっては、効果が弱まったり、強まったり副作用が強く出たりすることがあります。
その際は、是非薬剤師にご相談ください。
- 薬の保管は、どのような場所がふさわしいでしょうか?
- 1.高温・多湿・直射日光を避ける。
薬は太陽の光や温度湿度によって効能が落ちる場合が多くあります。特に太陽の光は強力で、薬効成分が分解することがあるのです。そのため、保管方法に特に指示がない場合、高温多湿を避け、日光の当たらない室内の涼しい暗所 (室温:1~30度) で保管しましょう。
なお、夏場、お薬を受け取って車で移動する場合などは保冷バックを用意するなど温度の上がりすぎに注意してください。
※「冷所保存」の指示がある場合は「冷蔵庫に保管」する。
「冷所保存」とは冷蔵庫で保管と覚えてください。該当する薬剤は主に調剤されたシロップ剤や目薬、坐薬、未開封のインスリンなどです。このとき絶対に凍らせないでください。冷凍して解凍してもお薬の性質が変わっていることがあり危険です。
万が一、間違って凍らせてしまった場合、処方薬の場合は処方元の医師、調剤元の薬剤師へ連絡してください。
※粉薬などは、乾燥剤を入れた缶などに保管しましょう。
湿度の高い時期は、粉薬や顆粒は固まったり変質したりすることがあります。錠剤でも変質する場合もあります。特に病院でもらった粉薬の保管は注意してください。
処方された粉薬などはチャック付きビニール袋に乾燥剤を入れてお薬の袋ごと保管すると指示などがわからなくならないのでお勧めです。
2.子供の手の届かないところに保管しましょう。
子供は何でも口に入れたがります。手の届かないところに置くのはもちろん、薬を保管する箱は、フタのあるものにし小児が自分で開けられないようにしてください。
また、注意をしなくてはいけないのは、「不要なお薬を捨てる時」「飲む薬を出しておいた時」です。目を離した隙にそれらを口の中に入れてしまうという事故も起こりかねません。
- 食前・食間・食後とはいつのことでしょうか?
- 目安として、食前は、食事の30分くらい前。
食間は、食後の2時間くらい後、食後は、食事の後、30分くらいまでの間とお考えください。
- 処方箋に有効期限はあるんでしょうか?
- 病院から交付された日を含め4日間有効となります。
5日目以降は無効になりますので、それまでに受け取るようにしてください。
また、土日・祝日など連休がある場合でも、それは考慮されませんので、連休に入る前に処方せんをもらった場合は要注意です。
通常は、特に処方せんに期限の記載がある場合を除き、発行された日を含めて4日以内になります。
医師は処方せんを発行する際、患者さんを診察した”そのときの症状”に合わせてお薬を処方しますが、日にちが経ってしまうと症状が変わってしまい、お薬を飲んでも症状に合わない可能性があります。患者さんの症状にあわせて、適格にお薬を処方し、患者さんにとって最善の治療を実施できるようにするため、処方箋の期限はとても大切なのです。そのため、基本的には処方せんは発行された直後に薬局に行きお薬をもらい、その日からお薬の服用を開始します。早くお薬を飲み始めたほうが、症状がひどくならずに治りも早くなります。
- ジェネリック医薬品を希望したいのですが?
- 医師にお願いするか、薬局で処方箋を出す時にお伝えください。
薬によっては、ジェネリック医薬品が発売されたないものもあります。
「ジェネリック医薬品希望カード」や「ジェネリック医薬品希望シール (おくすり手帳や保険証に貼り付けられます。)」を利用するのも良いでしょう。
- 座薬のメリット・使い方は?
- 座薬とは肛門から挿入して使う薬で、解熱薬や吐き気止め、抗けいれん薬などが代表的なものです。薬の成分が直腸から直接吸収されるので、飲み薬に比べて利き目が早いのがメリットです。
座薬は、処方されたからといって必ず使わなければいけないものではありません。熱が出ているからといってすぐに使用することはおすすめしません。基本的には、一時的にでも熱を下げた方がよいと考えられる場合に使用します。
挿入する座薬は冷蔵保存が基本です。そのまま挿入すると入れにくく、赤ちゃんが痛がることもあるので、先端を少し溶かしたり、オイルを塗ったりしてから使用しましょう。清潔な手で扱ってください。
- お薬を飲み忘れたらどうするの?
- 目安として、飲み忘れに気がついた時が、本来の飲むべき時間より、次回に飲む時間に近い時は、忘れた分はとばしてください。逆に、飲み忘れに気がついた時が、本来飲むべき時間からあまりたっていなければ、気がついた時点で飲んでください。この場合には、その次に飲むまでの間隔が短くなるので、なるべくその次は少し遅めに服用し、あまり短い間隔で服用をしないようにすると安全です。
ただし、痛み止めや、風邪の時の解熱剤、咳止めなどで、症状が改善されていれば、当然飲み忘れたままで大丈夫です。あえて飲む必要はありません。
薬は、飲み忘れてもそれほど神経質にならなくても良いものから、できるだけ飲み忘れをしないようにしなければならないものまであります。飲み忘れをしてはいけない場合は、飲み忘れない注意や工夫が必要な時もあります。
また、薬の効果が服用時間と密接な関係にあるものは、気がついたらその時すぐに飲めば良い、ではいけないものもあります (糖尿病の薬で血糖値に関わる薬など。) 疾患や薬によって、一般論で一概にいえない場合もあるので、薬を飲み忘れることがある方は、念のため、そういった場合の対処を、医師や薬剤師にご相談ください。